(99点)「夢をかなえるゾウ」を情熱的に感想・評価・レビュー。偉業を成し遂げた自己啓発本。

投稿日: カテゴリー: Blog(ブログ), Literature(文学), Self‐development(自己啓発)

どうもこんにちは、SenKuSya代表のKotaです。

今日も僕が気に入った本の紹介をしていきたいと思います。

今回レビューしていく作品は「夢をかなえるゾウ」です。
かなり売れている本ですので、読んだことのある人も多くいるかもしれません。


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「夢をかなえるゾウ」について

ダメダメな僕のもとに突然現れた、ゾウの姿をしてなぜか関西弁で話す、とてつもなくうさん臭い神様“ガネーシャ”。
聞けば、ナポレオン、孔子、ニュートン、最近ではビル・ゲイツまで、歴史上のキーパーソンは自分が導いたという…。
しかし、その教えは「靴をみがく」とか「コンビニで募金する」とか地味なものばかり。
こんなんで僕は成功できるの!?
TVドラマ化、アニメ化、舞台化された、ベスト&ロングセラー。
過去の偉人の具体例から導き出される、誰にでもできる超実践的な成功習慣を小説に織り込んだ、笑って、泣けて、タメになる、まったく新しいエンターテインメント小説。

この作品のカテゴリーは、自己啓発本ですね。

自己啓発本というと、大して為にならないものと考えがちかもしれません。

しかし、この作品が他と違うところは、174万部も売れているところです。

まず、本が100万部もうれるというのは、かなり凄いです。
100万部売れる本は、1年に1冊出るかどうか何です。

最近だと、村上春樹の「騎士団長殺し」や、又吉直樹の「火花」でしょうか。
ちなみに「火花」のレビューはこちらです
(100点)ピース又吉直樹「火花」を情熱的に感想・評価・レビュー

そう考えると、自己啓発本で174万部も売れているということが、どれだけ凄いことか分かるかと思います。

ちなみに、ドラマ化もされています。

そんなに凄い本ならばと思い、僕は読むことを決めました。

そしてその実績通り、僕の感想としても、凄く良い本だと思いましたので、僕が特に注目した部分を、自分の考えを交えながら紹介していきたいと思います。


人は好きなことしか頑張れない(手塚治虫)

『頑張らなあかん』て考えること自体が楽しないからなんや。
人間は楽しいこと、やりたいことしかできないようになってるんや。
自分、手塚治虫くん知ってるやろ。
治虫くんは六十歳で亡くなってるんやけど、 死ぬ直前の、入院してる病院のベッドの上でも漫画描いてたんよ。
自分らはな、成功してる人の仕事のやり方聞くと『努力家だなあ』って思うやろ。
そして同時にこうも思うはずや。
『自分にはとても同じことはできない』。
でもな、手塚治虫くんは、努力家やったんかな?
いや、確かにそういう面もあると思うで。
でもな、病院のベッド上で死にかけてんのに、『努力しよう』とか『我慢して頑張ろう』とは思わへんのちゃうかな?」

これは、僕が常々思っていることだ。

この、好きなことと、続けることについては、ブログで度々書いている。
ピカソやヘンリー・ダーガーを見て、作り続けるということについて深く考えてみた
挑戦する迄の準備期間が勿体無いから、挑戦し続けながら自分のすることを愛してみる

特に僕は、飽き性なところもあるので、続けるには何が必要なのかと、度々考えることもある。

だけど、今回の手塚治虫や、ピカソや、ヘンリー・ダーガーを見ていると、自分は全く見当違いのことを考えているのではないか、と思えてくる。

この文章の通り、努力して続けよう、とか、我慢して頑張ろう、とかは考えていないのだろう。

そうするとじゃあ、努力しなきゃとか、頑張らなきゃと考えてしまうことは、自分にとって向いていないことなのか。

いや、それも違う気がする。

どんなことであろうと、自分が大好きなことであろうと、継続するということには、必ず辛い一面があるはずだからだ。

だから、僕はこう思うようにしている。
努力しようと意識していようと、辛いことを我慢していようと、続けられているのであれば、それは自分に向いていることなのだと。

もちろん、全くそういうことを意識しないで続けられるならば、それがベストだ。

しかし、僕はそういう経験はあまりしたことがない。

例えば、僕が今続けているSenKuSyaの活動や、プログラミングは、努力しようと意識している。

続けることは大変だが、仮にもう二度とやるな誰かに禁止されたとしても、必ずどこかで再開してしまうだろう。

続けることは大変だが、やめる気は毛頭ない。
そんなものが、自分にとっては、継続できるものだと今は思っている。

まあ、正しいやり方がどうなのかは、手塚治虫並みに続けている誰かに、実際にどういうモチベーションなのか聞くしかないかもしれないね。

この作品を読んだのは、1年ぐらい前ですが、「続けるにはどうしたらいいか」というここ何ヶ月か僕がずっと考え続けてた命題の答えが、ここにあったのかと改めて感動しました。


人を喜ばせる(松下幸之助)

ええか?
お金いうんはな、人を喜ばせて、幸せにした分だけもらうもんや。
せやからお金持ちに『なる』んは、みんなをめっちゃ喜ばせたいて思てるやつやねん。
でも、お金持ちに『なりたい』やつは、やれ車が欲しいやの、うまいもんが食いたいやの、自分を喜ばせることばっかり考えとるやつやろ。
世の中の人を喜ばせたいっちゅう気持ちを素直に大きくしていくことが大事やねん。
自分はとにかく人を喜ばせたいし、助けたい。そういう人間になることや
幸ちゃんはなあ……幸ちゃんは、『世の中から貧困を無くす』言うて、誰でも買えるような安い電化製品作ったんや。
今日び、『世の中から貧困を無くす』て若い子聞いたら笑うで。
サブい、言うで。
でもな、偉大な仕事する人間はな、マジで世の中よくしたいて純粋に思て生きてんねんで。
せやからその分、でっかいお金、流れ込んでくんねん。
お金だけやない。
人から愛されたり、幸せで満たされたり、もういっぱいええもんが流れてくんねん。

お金をもらうことは、誰かを喜ばせた対価である。

誰も喜ばせていないのに、本来お金をもらうことなんて出来ない。

だけど、実際働いている中で、お客さんの喜びを感じながら、お金を稼げている人がどれほどいるだろうか。

特に大きな組織の中で動いていると、出世やその他のことに目がくらんで、自分が稼いでいるお金と、お客さんの喜びとが結びつかないことが多いかもしれない。

それでも生きていくには、全く困らないが、何かを成し遂げようと思っているのなら、それではダメだろう。

お客さんの喜びを感じていない人が、革命的なサービスを起こせるのか。
そうは思えない。

もし、そういう喜びを一番近くで感じたいのなら、自分で何かのサービスを始めてみればいい。何でももいい。

僕は、何の実績もなかったが、19歳の時に東京で毎月セミナーを開催していた。
そのセミナーの内容は、自分がブログに書いているような、あらゆる場所からの感動を、もっと詳しく伝えていくというものだ。

その時稼いだお金は、決して多くはなく、かかった費用と比べると、手元には殆ど残っていない。

だけど、そのときに実際に自分の力だけで、初めてお金を稼いでみて、初めて感動して、来てくれたお客さんに感謝したのは、ずっと忘れない。

その時の、誰かを喜ばせたい、感動させたい、という心から生まれる原動力は、とてつもなく大きい。

松下幸之助は、日本の歴史の中でも、世界中で名を知らしめた偉大な人物の一人だ。

そんな人の原動力も、誰かを喜ばせたいというものだったということは、私達の生き方にとって必ず為になるだろうと思います。


経験こそ全て

アホか。
みんな『あの人たちは特別だ』そうやって自分に言い聞かせて、結局やらされ仕事に埋没してまいよるんや。
いや、ええんやで。それは別に悪いことやあれへん。やりたくないことやる人も社会には必要やねん。
でも自分、成功したいんやろ。お金持ちになって有名になりたいんやろ。
だったら、ホンマ自分がワクワクできて自分の持ってる力一番発揮できる仕事、探さんといかんねん。
そんなもん、死ぬ気で探さんといかんねん。
自分が『これや!』って思える仕事見つけたら、あとはそれやるだけやん。ひたすら楽しみながら頑張るだけやん。
でも、九九パーセントのやつらが、『これや!』に出会えてへんねん。ここまで言うたら、もう、それが何でかは分かるやろ?
自分の『これや!』て思える仕事見つけるまで、もう他のもんかなぐり捨ててでも、探し続けなあかんねん。
収入が不安定とか、恋人や親が反対するとか、そんな悠長なこと言ってる場合ちゃうで。
仕事まちがえたら、それこそ一生棒に振ることになるんやで。
せやから、自分みたいなんは──特に、大学卒業してすぐ就職した会社にずっとおって、でも自分がいるべき場所はここやない、みたいに思てるやつは、本気で他の仕事の可能性を考えなあかんねん。
それは、『こっちの方が収入がいい』とか『あの会社の方がブランドがある』とかそんなレベルで考えたらあかんよ。
自分の能力がいちばん発揮される職種を選ぶんやで。
それが見つかるまでは、絶対探すのやめたらあかん。あきらめんかったら、絶対見つかるから。
つまり『ラーメンの他の味を食べた』から分かんねん。
最初とんこつ食べて『そうでもないな』思ても、その後しょう油味食べたら、『やっぱとんこつやな』って思う場合もあるっちゅうことやねん。
つまりは『経験』や。全部経験しとるから、選べんねん。
自分にどれが向いてるか分かんねん。
でも、自分ら、一番大事な『仕事』に関しては、全然経験してへんやないか。
生まれてから死ぬまで、ずっと同じ味のラーメンしか食べてへんやん。
ええか、ラーメンにはな、塩味もあるんやで! 味噌味だってあるんや! とんこつしょう油、いうのもあるんや! とんこつしょう油背脂や! 麺固めで! 卵二つ入れてや!

僕が常に思っていることだ。経験こそが全てだ。

経験については、この記事に書いている。
オーストラリアに移住することになったので、きっかけをまとめておく

経験がないと、自分がやりたいこと、自分が好きなことを測るモノサシさえ持てない。

そんな状態で、一生を終えるなんてもったいなくてたまらない。

心の底から、「これだ!」と思える何かは、生涯で自分の目の前に現れるのだろうか。

それは、誰もが思っている。そんなことは、死ぬまでわからない。

だけど、動き出さなければ、それが決して訪れないことだけは確かだ。

だから、何が何でも、凡人である僕たちは、その何かに出会えるまで、他の何を犠牲にしようとも、動き出さないといけないのだと思っている。

そういうことを改めて考えさせてくれる文章でした。


この本は凄い。なぜなら、この作者はかなり勤勉家だからだ。
彼はあらゆる人物から、実際の話を引用して、僕たちに説明している。
だから、説得力があるし、信じてみようという気になる。

そんな本に、出会えたことは光栄です。
ここでは紹介しきれていない素晴らしい文章が、この本にはまだ沢山眠っている。
是非それは皆さんの目で確認してみてください。

続編もあるらしいので、また時間があるときにでも読んでいきたいと思います。

皆さん、最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは、また明日。


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