【オーストラリア在住1ヶ月目】物価の高い国に住むメリットは有るのだろうか?

投稿日: カテゴリー: Australia(オーストラリア), Blog(ブログ), Diary(日記), Thinking(考え)

どうもこんにちは、SenKuSya代表のKotaです。

僕は、現在オーストラリアのシドニーに住んでいますが、生活する中でどうしても無視できないのが物価の高さです。
今日はそんな物価の高い国に住んでみて、僕自身が思ったことを書いていきたいと思います。

それでは、しばしお付き合いください。


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シドニーの物価の高さについて

シドニーの物価がどのくらい高いのか。
まずはそれをイメージしてもらう必要がある。

例えば、小腹が空いたとする。
日本ではコンビニのおにぎりで済ませていた僕だが、この国ではおにぎりは売っていない。
その代わりにサンドイッチを買おうと思うと、$6はする。
今の為替は$1=88円ぐらいだが、計算しやすく$1=90円として考えると、540円ということになる。

また、日々買うことになる食材や飲み物やお菓子なんかはどうか。
パンはスーパーで最も安い何も味付けされていない小麦パンなどでも250円ぐらいする。菓子パンはもっと高い。
飲み物はコーラをコンビニで買うと普通のペットボトルが500円ぐらいするが、スーパーで買うと300円ぐらいで済む。

飲み物が高いのは、オーストラリアに雨が殆ど降らないせいで、慢性的な水不足だからだろう。
シドニーは僕が住んでから1ヶ月間、1日たりとも雨は降っていない。
国土の5分の1は砂漠で、世界の中で最も乾燥している大陸だ。

お菓子は、TimTimという有名なチョコレートのお菓子がスーパーで350円ぐらいだ。
ポテチは容量は3倍ほどあるが、値段もそれに比例してて高くなっており、一つ350円ぐらいだ。

僕の体感としては、だいたい全て日本の3倍ぐらいの値段だと思う。


さて次は家賃の話に移ろうと思う。
日本では僕は品川に住んでいた。
山手線も通っており交通の便もよく、都会でありながら街が整理されていてとても好きだった。
当時僕はシェアハウスに住んでいた。
補足しておくが、ルームシェアではない。
一人ひとりに個人の部屋があり、皆と話したくなったらリビングなどの共用スペースに行けばいいという感じだ。
そこの家は、最新の家電が揃い、自分専用の部屋も10畳以上と広く、立地も駅から5分もかからない最高の環境だった。
そして家賃は月に8万円ぐらいだった。

じゃあシドニーはどうなのか。
オーストラリアの家賃は基本的に週単位の計算なのだが、ここでは比較するために4週分の家賃として話す。
まず部屋のタイプが大まかに2つ、オウンルームと、ルームシェアというものがある。
オウンルームはその名の通り、自分自身の部屋があり、それ以外は共有という、日本のシェアハウスと同じ感じのスタイルである。
ルームシェアは、一つの部屋に何人かで一緒に住むという、theシェアハウスという感じのスタイルである。

僕が現在住んでいる場所は、シドニーの中でもCityと呼ばれる、最も栄えている場所だ。
オフィスや商業施設が一挙に集まっているところで、東京でいう新宿のような場所だ。
気になる家賃はというと、今住んでいる家は$860だ。日本円に直すと約8万円で品川とほとんど変わらない。

しかし、金額や利便性は同じでも、住み心地は圧倒的に違う。
品川の家の方が圧倒的にクオリティが高いことは間違いない。
それぞれの違いを一つ一つあげればキリがないからやめるが、東京で同じ感じの家があると考えた場合、23区内の都心から近い場所でも、月に3万円ぐらいで住めると思う。

そしてもう一つ重要なのが、僕がいま住んでいる家は、この家賃でも充分に安いということだ。
品川の家のクオリティと同じぐらいのを求めて、色々見学をしたが、その時提示された金額は月に13万円だった。
最初に仕事も決まっていない状態で、その出費は危険だと思い、この家を選んだ。
慣れてしまえば特に問題はないが、たまに品川の家を思い出すこともある。

ちなみに、日本人やアジアの人は、ルームシェアに住んでいることが多く、2部屋に8人で住んでいたりと、かなりぎゅうぎゅう詰めではあるが、その分家賃が月に45,000~50,000円になる。

気が向いたら、そんなところにも一度住んでみようと思ってる。


食品・日用品、家賃以外はどうか。

家電に関しては品質は落ちるが、日本と同じぐらいで買える気がする。

外食に関しては現地の食事が1500~2000円ぐらいして、質の高い日本食を求めれば2500~3000円ぐらいする。

まあここら辺は、必ずかかる金額でもないので、大して考えなくてもいいだろう。
また、物価の上昇のインパクトは、家電や外食などの、元々ある程度値段のするものの値段が上昇するインパクトより、食品や日用品などの安いものの値段が上昇するインパクトのほうが大きい。


それよりも、もう一つ考えなければならないことがある。
物価が高いということは、当然賃金も高いということである。
現在の最低時給は$18.29なので、日本円で1650円ぐらいだ。

物価も高いが、賃金も高い、さてそれに対して、あなたはどう思うだろうか。

物価の上昇に比例して、賃金も高いのならば、働いてさえいれば、対して困ることはないんじゃないか。
そう考えるのではないだろうか。

今回書きたいことのミソはそこにある。

果たしてもらえるお金が多ければ、生活に不可欠な食品・日用品などの値段が同じように高くなっていても気にならないのだろうか。

僕はそれは違うと思う。

こんな時は例を示して考えたほうが早い。

例えば、何らかのきっかけで給料が10万円増えたとしよう。
今までと同じように生活をすれば、当然10万円余るが、お金が増えたのだから少しばかり贅沢もする。
その時あなたは何に使うだろうか。
果たして、今まで買っていた日々の食品や日用品の全てをレベルアップさせて10万円使い切るだろうか。
そうではなく、今まで買えなかった何かを買ったり、体験していなかった何かにお金を使うのではないだろうか。

つまり、全体としてレベルアップをさせるんじゃなく、新しい機会の獲得にそのお金を使うんじゃないだろうか。
少なくとも僕はそうだ。

そう考えると、たとえ賃金が上がったとしても、日々生活する上で、必ず買わなければならない食品や日用品の値段が上がってしまうと、それを抑えようとする傾向に走ると思う。
理論的には、賃金が上がっているのだから、食品や日用品の値段が上がってしまっても、全く問題はないはずなのだが、心理的にはどうしても勿体無いという感情が先走ってしまう。

だから、結果的には、品質や数量を少なくしてでも、かさむ出費を抑えようとすると思う。

それは、アジアから来たワーホリの人達を見てもそう感じる。

彼らは、この時給の高い国で沢山働いているので、お金は沢山稼いでいるが、ルームシェアに住み、決して贅沢はしていない。
余ったお金を貯金に回すように、できるだけ出費を抑えようとしているように見える。

オーストリアの次に行く国が決まっているわけでもないのに、海外で働いてせっせと貯金をしようと思うだろうか。
僕には、それはこの物価と賃金の高さがもたらしていると思っている。
なにせお金をためたいのなら、自分の国で貯めたほうが、生活も今まで通りだし、リスクはないからだ。

勿論、最初から出稼ぎに来ている人たちは別だが、そんな人は日本人にはあまりいないような気もする。


物価の高い国に移住するメリットはない

今日僕がいいたかったのは、物価の上昇が人にもたらす影響はかなり大きいということだ。

物価の高い国では、賃金が高いのだから、働くことは意欲的になるが、食品や日用品はできるだけ最小限にとどめようとする。

物価の安い国でも同様のことが言えるだろう。
物価が安い国に移住することになれば、食品や日用品は安いのだから、気にせず買うとしても、今度は賃金が安くて働く気になれないのではないだろうか。

もちろんその国に生まれたときから住んでいる人たちは、それが当たり前なのだから、何も気にならないだろう。

まあ過去は少なくともそうだったはず。
しかし、現代ではそうも言えなくなってきたような気もする。

なぜなら、現代社会はネットさえあれば世界中どこででも仕事はできるからだ。

オーストラリアにいながら、クライアントなどを使ってクラウドソーシングを使って仕事をするのもアリだ。
また、ブロガーやYouTuberなども、全世界どこからでも仕事ができる。

その国に住んでいるからと言って、その国の仕事をしなくても何の問題もなく暮らすことが出来る世の中だ。

そうすると、物価の高い国に行けば、物価は上昇しているのに、賃金は変わらない。
物価の安い国に行けば、賃金は変わらないので、物価が下落している。
(他に影響を与える者として、為替市場などもあるが、物価のように何倍や何分の1になったりはしないので。今回は無視している)

さて、そう考えると、物価の高い国に移住するメリットは有るのだろうか。

ネット上で仕事をしていて、世界中どこへ行っても稼げるお金が同じだとすれば、物価の高い国に移住するメリットはないように思える。


現在の日本はデフレーションだと言われている。
しかし、僕が思うに、高品質で値段の安い製品が次々と出てきているだけで、元々合った商品の値段は変わっていないはず。

また、最低時給に関しては上昇している。

それに伴い、SNSの普及により、今までのような雇用される以外のお金の稼ぎ方も、同時に普及している。

だから、結果的に個人が持つお金の量は増えて、もっと様々なものにお金が流れていくようになるんじゃないかと思う。

経済学的には、インフレーションで、物価が上昇した方がいいといことは、学校で習ったけれども、時間の経過に伴って商品の値段が上昇したり下落したりするのを見越して、買うのを控えたり、買うのを早めたり、ということを僕たち一般人が考えてのかは、自分自身そんな経験がないから僕には謎だ。

ということで、僕としては、物価が高い国へ住むメリットはそんなにないように思えた。まあ出稼ぎの人にとっては良いと思う。

デフレーションになって、同じ商品の価格が下落してしまうのは良くないが、今の日本のように、クオリティやブランド力が多少落ちても、次々と安価な製品が生まれてくるのは、消費者にとっては購入時の迷いが少なくなり、良いことだと思っている。

また、商品が安くで買えたとしても、生活をより豊かにする色々なサービスが生まれ、そこにお金が流れていくのだから、そこに人員と時間が割かれて、今にもましてサービス業はこれからもどんどん成長していくだろう。

他に、オーストラリア以外の各国の物価がどうなっているのかも気になるが、実際に生活してみるのが一番早い気もするので、このオーストラリアでのワーホリが終わった後に、世界中回ってみてまた色々考察していきたいと思います。

それと、これからオーストラリアで生活していく中で、また何か考えが変わるかもしれませんので、その時は再度ブログでまとめたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは、また明日。

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