その1:(100点)太田光の「しごとのはなし」を情熱的に感想・評価・レビュー。太田光が好きです

投稿日: カテゴリー: Blog(ブログ), Essay(エッセイ), MembersOnly(会員限定), Radio(ラジオ), Self‐development(自己啓発), 太田光

どうもこんにちは、SenKuSya代表のKotaです。

今日は、太田光の「しごとのはなし」という本について、紹介していきたいと思います。

この本は、エッセイみたいなものです。
僕は、太田光の経歴や考え方が好きで、彼の自伝や、ラジオなんかは、よく見たり聞いたりしています。

太田光というと、テレビでの、お馬鹿なことばかりしている、というイメージを持っている方が多いかと思います。ですが、ラジオなどを聞くとわかりますが、数多くの本を読み、思考が物凄くキレていて、その上、その説明も物凄く上手いんです。
僕が太田光から影響されたものとして、このブログで紹介した中だと、太宰治やタイタンの妖女なんかがあります。
僕にとって彼はどういう人物かというと、新しい思考の世界を見せてくれるような人です。

太田光という人物を知れば知るほど、皆さんにとっても、非常に為になる部分があると思います。


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「しごとのはなし」について

情報誌「ぴあ」で約2年間連載した「しごとのはなし」が1冊の本になりました。
「プロとアマのはなし」「お金のはなし」「不景気のはなし」「ヒットのはなし」……
自らの“しごと”にまつわる35のテーマをもとに、太田光独自の目線でたっぷり語り下ろし!
仕事とは? 世間とは? 個性とは? 表現とは? 人間とは?
日々悩んでいるあなた、人生に迷っているあなた、自分を変えたいあなたへお贈りする、目からウロコの生きるヒントがここにあります。



この紹介文からすると、何やら下手な自己啓発本みたいなんですが、実際は全然違います。
最初に僕が、この本はエッセイだと言ったように、この本には、このようにすれば上手くいくとか、こうすれば効率がいいとか、そんなようなことは書いてありません。色々な物事に関して、太田光自身が思ったことを書いているだけです。そこに正誤や善悪はありません。
だからこそ、僕はこの本が好きなんです。

この本には、なるほどそう考えるか、という部分が沢山有るので、その部分を引用しながら、僕自身の考えも述べていきたいと思います。


リーダーについて

俺は、リーダーという存在自体に興味がないし、深く考えたことすら無い。
だからこそ、渡辺さんを凄いと思うけど、俺自身は若手の育成や弟子を取るとか他人のことに一切興味がなくて、もっと簡単に言っちゃうと、めんどくさいっていうね(笑)。
だから、今でも後輩の芸人から相談されることは一切ないし、アドバイスするつもりもない。
自分のネタはともかく、他の芸人の何が面白いかなんて、分かるわけがないと俺は思っている。
逆に言えば、自分たちが新人の時も、誰かのアドバイスを聞く耳なんて一切持っていなかった。


もう心から納得。
僕自身は、同世代と比べると、若いうちに色々な経験をして、本も沢山読んでいる方だと思いますが、誰かの人生に口出しする気には全くならない。
価値観や生き方なんて、どれが正しいというものはないし、誰かが誰かのことを完璧に知ることも不可能だ。
だから、自分からアドバイスなんてしないし、自分も誰かが言うことに従いたくはない。
老害のようにもなりたくない。


視聴率について

どうにも無視できない数字がテレビの視聴率。
ただ、これに関しては「苦手」という意識よりも、「謎」という間隔のほうが近い。
もしも、「番組が面白く作れた時の快感と、視聴率が取れた時の快感だったら、どちらを選ぶか?」と聞かれたら、「視聴率のほう!」って答えると思う。
いくら自分たちがオモシロイと思った番組でも数字が取れなきゃ終わってしまう。
全部が無に帰してしまう。


これも心から納得。
視聴率は、僕の人生にほとんど関連は無いが、一番似ているのは報酬とかだろう。
「自分がやりたいことをやれている時の快感と、多くの報酬が手に入った時の快感だったら、どちらを選ぶか?」と聞かれたら、どちらか非常に悩ましいところではあるが、「やりたいことをやれて、報酬が満足いかない状態と、多少やりたくないことでも、満足行く報酬だったら、どちらを選ぶか?」と聞かれたなら、報酬の方を取るだろう。
やりたいことをやる以前に、僕は生きていかなければならない。
幸い、背負っているものは、今は何もない状態だから、気は楽だが、それでもお金が重要な事に変わりはない。
借金背負ってまで、自分のやりたいことをやろうだなんて思っちゃいない。
安定を望んでいるように聞こえるかもしれないが、そういうわけではない。
これは、逆に言えば、自分の最低限のラインさえ超えていれば、何でも自分のやりたいことをするということだ。
まあ、ここ3年ぐらいは、最低限を超えて、自分のやりたいことをしているような状況だ。


ヒットするフォーマットについて

テレビ業界に限らず、映画や音楽の世界でも「ヒットしたフォーマットに乗っかる」というのが時代の流れだろう。
作り手の中には「このままでいいのか?」と行った危機感があるだろうし、俺自身にもその感覚はある。
だけど、「俺たちのやりたいのは二番煎じじゃない!」と拒否する選択肢が俺にはない。
俺のそういう考え方って、実は桑田佳祐に見習う部分が大きい。
桑田さんだってサザンでデビューした頃は、売れるであろうフォーマットに乗っからざるをえない状況もあったはずだ。
でも、それに乗っかった上で、自分のやりたいことを詰め込んで、かつ大衆向けに翻訳をして「これでどうだ!」という勝負を常にしてきて今の立場がある。
桑田さんの中にあらゆるジャンルの音楽が詰まっていて、にもかかわらず「俺達はロックだ!」とはならず、常にポピュラーミュージックとして世に送り出している凄さ。
しかも、圧倒的に売れているという説得力。


これは、すごく納得できるんだけど、まだ抗っていたいという気持ちが強いかな。
例えば、ブログを書いたり、それをYouTubeに流したりしていると、他のブロガーやYouTuberの事がよく目に入る。
人気のあるジャンルについて書いてみたり、流行に乗っかってみる、ということをすれば、たしかに閲覧数は伸びるだろう。
だけど僕は、このブログが伸びなければ、生きていけないわけではない。
何の為に書いているかというと、自分が思ったこと、感じたことを、こうやって書き留めて置かなければ、僕自身でさえ、そんなことを考えていたことすら忘れてしまうからだ。僕が書いたことで、どこかの誰かの人生に、少しだけでも影響を与えることが出来ると思っているからだ。
もしも、こういう風にブログが無かったとしても、日記に書き溜めていただろう。
それが、たまたまネットの知識を持っていたおかげで、こうやってホームページを開設して、載せているに過ぎない。
それとまた、僕が書いた文章で、どこかの誰かに、少しでも影響を与えられるんじゃないかと思っているからだ。
理想を言えば、僕が影響を受けた、サルトルや太宰治のように、自分が死んだ後も、誰かに影響を与え続けられる存在になりたい。


まだまだ伝えたいことはありますが、少し長くなってしまいましたので、その2、その3と分けて、書いていきたいと思いますので、今日はこの辺で終わりにしたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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それでは、また明日。


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