天才が抱える悩みって、意外と普遍的だけど、自己完結能力が、やっぱり凄いなあと感じる(プロゲーマー梅原大吾の講演を聞いて)

投稿日: カテゴリー: Biography(伝記), Blog(ブログ), Radio(ラジオ), Self‐development(自己啓発), Thinking(考え)


どうもこんにちは、SenKuSya代表の原田です。
今回は、先週に引き続き、梅原大吾さんの講演について語りたいと思います。

前回のブログをまだ見てない人はこちらです。
今年一番感動した、天才による、凡人でもすんなり納得のいく講演(プロゲーマー梅原大吾の講演を聞いて)今年一番感動した、天才による、凡人でもすんなり納得のいく講演(プロゲーマー梅原大吾の講演を聞いて)

梅原大吾の経歴

簡単に彼の経歴を説明すると、

  • 幼少期から格闘ゲームにハマる
  • 介護の仕事を始める
  • 再度、格闘ゲームにハマる
  • 世界大会で優勝して、スポンサーが付き、晴れてプロゲーマーになる
  • プロゲーマーという肩書の義務感から、ゲームをひたすらやり込むが、途中でどうしようもないくらい嫌になる
  • 自分が飽きない努力を模索する
  • またゲーム界で強くなる
  • 自分の生き方や考え方を確立する

というような感じです。

この梅原さんの講演を聞くと、圧倒的に普通の道とかけ離れてるんですね。そして、何度も苦悩しています。
単に順風満帆に生きてきた人じゃない、だからこそ、自分は講演を聞いて感動したのかもしれません。
仮に、自分がゲームが達人並みに上手かったとして、その時、「ゲームの世界で生きていく、プロゲーマーとして生きていく」、なんて決断を出来る人が一体どれだけいるでしょうか。
プロゲーマーとして生活してる人は誰もいない、先が全く見えない、失敗した時に何も残らないかもしれない、そういう道を選べる人って、やっぱり凄いなあと感じます。

又吉直樹の「火花」を読んだ時も、同じようなことが書かれていて、芸人って凄いなあと感じたんですが、やっぱりそういう、全てなげうってでも、自分のやりたいことを貫ける人って、かっこいいよなあと思ってます。

自分で考える能力の高さ

この講演で、梅原さんが伝えたかったことと、僕が勝手に感動したことは、結構違いそうな気もします。
題名が「一日ひとつだけ強くなる」ですので、自分が日々成長するためには、的な部分を伝えたかったかもしれませんが、やはりどうしても、決断力の凄さや、自己完結能力の高さに、僕は魅入ってしまいます。

梅原さんは、自分が苦悩した時、詰まった時に、なんだかんだ全て自分で解決しているんですよ。自分の中で思いを反芻して、自分の中で答えを見つけるという、そういうところが一番凄いんですね。

僕も、悩んだ時や詰まった時は、全て自分で解決する人なんですが、そういうタイプって結構少ないんじゃないかって思ってます。誰かに相談して解決していく方と、自分自身で全て解決していく方の、どちらが優れているとか、そういう話ではありませんが、僕個人としては、誰かを頼ってしまったら、楽かもしれないけど、その分、振り回されるよなって思ってます。

誰かに教えてもらったほうが、早いかもしれませんが、誰かに委ねてしまうのって凄く怖いって僕は感じるんですよね。特定の誰か、じゃなくても、例えば世間とか、そういう抽象的なものにもですね。自分がやりたいこと、自分が思ってることってのは、自分自身が一番分かっているはずなのになって思います。まあ勿論「自分のやり方で、おれはやってやるんだ!」って言う代わりに、結果を残さなければ「ほら、だから言わんこっちゃない」と言われるってのは、覚悟しておくべきなんですが。

その分自分の思い通りにやるってのは、自分が一番、楽しめるって思います。世間的な評価ってのは、結果を残せば、勝手についてきます。その時は、多分、王道のやり方よりも、我流でやってたほうが「あいつは凄い!」って評価されるんですね。だから、自分がやりたいと思ったら、それを突き進んだほうが、成功した時は、評価は高まるし、失敗しても、後悔の念はなくなるので、個人的にはそれしか無いって思ってます。

梅原さんのぐっときた言葉

ちょっと梅原さんの話からそれましたが、講演で梅原さんが言っていて、気に入った部分だけ箇条書きでまとめてみました。

介護の仕事をしていた時

  • 介護の仕事についていた時、仕事は全然出来る方ではなかったが、格闘ゲームという勝負中毒に勝てた気がした。
  • なりたい職業はなかった、世の中の職業が少なすぎると思っていた、焦っていた。

プロゲーマーのオファーが来た時

  • ゲームをやってて何になるんだと言われていた自分が、報われた気がした。
  • プロゲーマーという職業につくか一般の仕事で生きていくか迷った、たとえ、プロゲーマーに挑戦して失敗しても後悔しない気がする、プロゲーマーという勝負の世界から逃げて、安定した職業に就いたとして、旗からどう見られているかは分からないが、自分の中で、あの時挑戦していたらどうなっていたのかと、ずっと感じるだろうなと思った。
  • ゲームに全てを捧げて生きてきた人間が、ゲームをやめるということは、自分の短所に目を向けた生き方をしていた。
  • やりがいのある仕事をしている人達を見て、羨ましいなあ、自分にもそういう仕事があったら良いなあと思ってた、無駄になるかどうかなんて関係ない、自分はやりたいことを仕事として出来ているんだから。

プロゲーマーになり、自分の臨んだ職業だから、体に無理をして1日18時間プレイしてた時

  • レバーを触ると気持ち悪い、画面を見ると吐き気がする。
  • 18時間もやるのは誰のためか、自己満足だった。そこから、勝率を上げるやり方に変えてきた、自分に望まれているのは、長時間プレイすることではなく、勝つことだから。
  • 継続して勝つには、継続して努力をするが、体を壊してまでの努力じゃない、自分をあきさせないことが重要だ、今更格闘ゲームで新鮮さは味わうことはない。飽きる時は、成長しない自分に飽きるんだ、成長さえ実感できれば努力は継続できる。しかし、やればやるだけ、成長スピードが遅くなる。だから、発見を毎日メモする、そうすると昨日の自分の成長が実感できる。
  • 意識的に変化する。
  • どんなに強くても、飽きたら、周りに追いつかれる
  • 新しいやり方を試して、勝率が落ちても、変化させていれば未来への投資になる。
  • 今の仕事で、10あるうちの10変化させちゃいけないものはない。それなら、やり方が固定化して、競争なんてなくなるから(だけど、現に競争はある)
  • 1割変化させてみれば、新たな発見が得られる、それは成長としてカウントできる。
  • 普段インタビューで話すことは、間違いないと確信していること、周りが必ず反応すること。
  • 自分の人生に充実しているか、何の為に成長しているかわからないと楽しめない。
  • 演じていない部分を皆の前で話すのは恐怖だった、地位が高くなればなるほど。
  • 満足しているつもりでいたけど、実はつまらなかった。

自分であらゆることを決断しているか疑問に思った時

  • バージョンアップで自分のメインキャラが弱くなって、サブキャラが強くなっていた。
  • 実は自分で決めていなかったことに気づいた、周りが大きくなっていて、それに合わせていただけだった、いつの間にか自分の基準がなくなっていた、自分の価値観で生きていたつもりだったけど、流されていた。
  • 自分の姉は、いつも親から、付き合っている人がいても、その人より身分の高い人と付き合えるようにしとけと言われていた、姉もそれに従っていた。ある時、遂に、完璧な人が姉の前に現れたらしい。しかし、姉は違う人と付き合った、その人の方が、殆どステータスが低かったけど、話が面白かったらしい。それだけ?って思った。
  • 全部持ってるというのは、人が決めた価値観、ちょっとだけ弱いキャラのほうが自分は面白い。
  • 皆が価値を見出さなかったという部分も含めて面白い。

プロゲーマーとして勝ち進めていくにつれて

  • これさえあれば、プロゲーマーという職業でも、周りの人たちに胸を張って対抗できるというものが、どんどん手に入った、いま自分のことを見たらあの人はどう思うだろう、そう考えるにつれて、今の地位を保たないといけないと思うようになってしまった。
  • 人に迷惑をかけるなと親に言われていた、しかし、周囲の期待に答えないってのは、果たして、誰かに迷惑をかけているのだろうか。人の期待には、あなた達のやり方では応えない、自分のやり方で応える、自分の気持ちに正直に生きるために。
  • やらなきゃいけないことをどれだけやるか、やりたいことをどれだけやるかってのは、その人の環境次第で変る。だけど、本当にやりたいなら折り合いをつけてる場合じゃない、本当に自分がやりたいことは何なのかっていうのを深く掘り下げる。
  • 周囲の期待に応えないと、世間から離れていく気がする、好きなことをやるのは、責任がないわけではない、チャレンジしているから。褒められることが分かってするものは、チャレンジではない、おっかなくて、何か大きなものを失うリスクのあるものがチャレンジ。だから、自発的にした方がいい。馬鹿にされることもある、だけど、自分の中では、自分のやり方で、いつか期待に応えるつもり。
  • 地位や名誉や金は自分を救ってはくれないが、無いと困る。
  • 自分の一番楽しいことは既に過去にある、成功している人たちの中には、もっともっとと思っている人もいるが、その先には恐らく何もない。だから、自分は既に過去にあった自分のピークに近づける様に頑張る。
  • 底が浅いかどうかはやる人が決める、視点を変えれば新しい遊び方が生まれる、作りての想像を超えるべき。
  • プロゲーマーという後ろめたさは、評価されるに連れてなくなった。
  • 勝ち負け自体に意味は無いとわかった。だから、それに付随しているものに価値を置くようにしている。

最後に

自分が最終的に達成したい目標は何なのか、自分はいま何を頑張っているのか、っていうのをひたすら日常で考えていくことってとても重要だと思います。
例えば、僕の場合は、今見えてる目標は、スーパーエンジニアになって、世界中で没頭して使われるサービスを自分で作りたい、ってものです。
だから、それがいち早く叶うのならば、どんな道を辿ってもいいと思ってます。それ以外には、何も抱えてないし、何もやらなきゃいけないことはないって、そういう風に考えれば、もっと広い視野で、自分の可能性を探れるって思ってます。

もしかしたら、世界中で没頭して使われるサービスを作りたいなら、なにも自分じゃなくて、どこかのエンジニアに任せた方が良いんじゃない?って思う人がいるかもしれませんが、僕は自分自身がエンジニアになったほうがより良いサービスを思い付けるし作れるって思ってるから、これでいいんです。

皆さんは、何か、大きな目標を持ってますか?

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